マーケットトレンド 銘柄研究

【銘柄徹底解剖】トヨクモ(4058)の安否確認サービスからKintone連携まで行うビジネスモデルに迫る!

アイキャッチ_【銘柄徹底解剖】トヨクモ(4058)の安否確認サービスからKintone連携まで行うビジネスモデルに迫る!

トヨクモ(4058)は、安否確認サービスやKintone連携など、現代のビジネスシーンで注目されるソリューションを提供するSaaS企業です。

特に、企業の業務効率化や防災対策の分野で評価が高く、多くの投資家に注目されています!

この記事では、トヨクモのビジネスモデルや市場での立ち位置を分かりやすく解説し、投資判断に役立つ情報を提供します。

トヨクモの成長性をしっかり理解し、投資のヒントを得たい方はぜひ最後までご覧ください。

 

この記事はこんな人向け

  • SaaS銘柄に関心がある投資家
  • トヨクモの事業内容や株価動向を知りたい人
  • 安否確認サービスやKintone連携に興味がある人

本記事に書かれていること

  • SaaS市場でのトヨクモの成長性と将来性
  • 投資家視点でのトヨクモの魅力とリスク
  • トヨクモの財務健全性や株価動向の分析

最終的な判断は自己責任でお願いします。株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行ってください。

FPメガネ|MBA × FPの成長株発掘法

執筆者情報

  • 名前: おみくん
  • 投資歴: 11年、損益レシオは2.57以上を維持。主にオニール流成長株投資を実践
  • 学習量: 投資関連本200冊以上読破
  • 資格・学位: 中小企業診断士(29歳で資格合格)、経営学修士(MBA、28歳で修了)、2級FP技能士

 

はじめに

トヨクモ(4058)は、SaaS市場で急成長を遂げている注目企業です。

その主力サービスである安否確認サービスやKintone連携ツールは、災害対策や業務効率化に寄与する製品として多くの企業で活用されています!

本記事では、2024年12月期第3四半期の決算説明資料に基づき、トヨクモの最新状況や成長性を掘り下げて解説します。

 

SaaS市場での注目企業

SaaS(Software as a Service)は、クラウドを活用したソフトウェアサービスの形態で、近年多くの企業が導入を進めています。

特にトヨクモは、日本国内の中小企業を主要ターゲットにし、災害リスクや業務効率化ニーズを捉えた製品群で市場での地位を確立しています。

 

トヨクモの基本情報と事業内容

トヨクモとはどんな会社?

トヨクモは、企業向けのクラウド型ソフトウェアを提供するSaaS企業です。

本社は東京都品川区に位置し、2020年に東京証券取引所グロース市場に上場しました。

2024年12月期第3四半期時点で、売上高は前年同期比+27.6%の成長を達成し、業績予想も上方修正されるなど、堅調な成長を続けています!

 

トヨクモの沿革と企業文化

トヨクモは、災害時対応や業務効率化にフォーカスしたソリューションを次々に提供。

特に「安否確認サービス」や「Kintone連携ツール」は、その利便性と柔軟性が評価されています。

企業理念として「すべての人を非効率な仕事から解放する」を掲げており、社員が意欲的に新しいアイデアを提案できる企業文化が特徴です!

 

主力サービスの特徴

トヨクモの代表的なサービスとして以下が挙げられます:

安否確認サービス

災害や緊急時に、従業員の安全を迅速に確認できるクラウドツール。

2024年9月時点で4,000契約、200万ユーザーが利用中です。

このサービスは、災害リスクが高い日本市場において非常に需要が高まっています。

また、AWSを活用して国際的にリスク分散化を図っており、セキュリティや運用面でも安心して利用できる点が強みです!

 

Kintone連携ツール

サイボウズが提供するKintoneと連携し、業務プロセスを効率化するクラウドツール。

特に、ノーコード・ローコードの環境で簡単に導入できる点が中小企業を中心に高く評価されています。

2024年9月末時点で契約数は12,000件を突破。

タスク管理や進捗状況の共有だけでなく、Google MeetやZoomとの連携機能も追加され、さらに使いやすく進化しています。

 

SaaS市場とトヨクモの成長ポテンシャル

SaaS市場の拡大

SaaS市場は2024年に約1.5兆円規模に達し、2030年までにその2倍以上に拡大すると予測されています。

トヨクモは、この市場成長に乗じて契約数を着実に増やしています。

特に、月次売上や解約率(チャーンレート)といった指標でも安定した成長を見せており、経営の安定性が伺えます!

 

トヨクモの競争力

トヨクモは、低価格かつ高性能な製品で中小企業のニーズに応えています。

特に、安否確認サービスが「ITreview Grid Award」で7期連続「Leader」に選出されるなど、顧客満足度でも高い評価を獲得しています!

 

財務分析で見るトヨクモの実力

売上高と利益率

2024年12月期第3四半期では、売上高が前年同期比+27.6%、営業利益が+26.9%と順調に推移。

連結決算に移行したことでスケールメリットも発揮され、営業利益率は35.5%に達しています!

 

財務の健全性

2024年9月末時点での現金及び預金は38億円を超え、強固な財務基盤を維持しています。

これにより、新規事業や広告宣伝への積極的な投資が可能となっています。

 

投資家視点で見るトヨクモの魅力と課題

投資対象としての魅力

  • SaaS市場の成長性に裏打ちされた堅実な業績
  • 顧客満足度No.1の製品を有し、競争優位性が高い
  • 強固な財務基盤と成長への積極投資

 

課題とリスク

  • SaaS市場の競争激化
  • 新規参入企業との競争に勝つための技術革新の継続が必要
  • 一部サービス依存がリスクとして挙げられる可能性

 

株価動向と今後の見通し

株価の推移

トヨクモの株価は上場後、堅調に推移しており、2024年第3四半期時点でも多くの投資家の注目を集めています。

ただし、一時的な市場の変動やSaaS市場の競争環境を見極める慎重さが求められます。

 

今後の展望

トヨクモは新規事業や海外市場への展開を視野に入れており、さらなる成長が期待されています!

 

まとめ

トヨクモ(4058)は、安否確認サービスやKintone連携などの独自ソリューションを武器に市場での地位を確立。

特に、SaaS市場の成長とともに、さらなる業績拡大が見込まれる企業です!

本記事を通じて、トヨクモの魅力やリスクを理解し、投資判断の一助にしていただければ幸いです。

今後も同社の動向を注視し、投資機会をしっかり捉えてください!

 

 

トップページに戻る

ランキング参加中です!応援よろしくお願いします!


MBA × FPの成長株発掘法 - にほんブログ村
  • この記事を書いた人

おみくん

30代投資家。ファイナンシャルプランナー。不動産会社勤務| 投資歴11年、月に4-5冊投資関連本を読み、これまでに150冊以上読破|70%以上のドローダウン(資産減少)は3回...分析と検証を繰り返し損益レシオ2.57以上勝率45%キープ|保有:中小企業診断士、MBA(経営学修士)、宅地建物取引士、2級FP技能士

-マーケットトレンド, 銘柄研究
-,

S